こんばんは,kanatoです.
昨日は日帰り出張で大阪に行ってきました.
移動時間が片道5時間弱かかるので,
朝出て,大阪滞在が4時間だったにも関わらず,
帰りは夜になってしまいます.
結構体がつらいです.
そんな中で,読んでいた本を紹介したいと思います.
本の名前は「勇者イサギの魔王譚」です.
ちなみにkindle版です.
ジャンルとしてはライトノベルになるのかと思います.
私自身あまり(というか全然)ライトノベルは読まないのですが,
これは時間を忘れて(移動時間中に)読みふけってしまいました.
(kindle本のバーゲンセールの時に何の気なしに買ったのですが,
完全に大当たりでした.)
内容はよくある(?)異世界召喚ものです.
現代からファンタジー世界に召喚された少年イサギが
勇者として魔王を倒した直後,同じファンタジー世界の20年後(位?)に
今度は魔王候補の一人として召喚されたところから始まります.
元勇者イサギの力はなぜかがっつり失われていて,
世界は20年でがらりと様変わりしています.
そんな中で,イサギが勇者だったころの力を取り戻したり,
魔王候補として人間たちと闘ったり・・・.
よく練られた設定とテンポの良い文章に完全に虜にされてしまいました.
(ここまで話に没入したのは久しぶりでした.)
ちなみに2巻まで出ていて,2巻のあとがきから少し拝借すると,
1巻目は主人公たちの「喪失と逆転」,
2巻目は色々な出来事の「因果」とその背後で蠢く「悪意」がテーマとして書かれています.
(これだけでは???ですよね.読んでもらえればわかると思います.)
ちなみに次巻の3巻は「激情と希望」だそうで,早く続きが読みたいです.
ということで,以上,レビューというにはおこがましいですが,
本当に面白いですし,考えさせられる部分もありますので,
もし,良ければぜひぜひご一読ください.
本日も最後までお付き合いいただき,ありがとうございました.
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