インターネットが不安定だと思ったら(LANケーブルのお話)

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こんにちは、kanatoです。

最近、インターネットの調子が悪いなぁと思っていました。ネットワークが安定しないとか、ダウンロードが遅いとか・・・。あとは時々AmazonFireTVのPrimeVideoが音声だけバグったり、遅れてきたり・・・。そして、一番の異常を感じた点はイントラの転送速度が恐ろしく不安定ということです。

今、ルーターはTP-LinkのArcher AX-73を使っているのですが、それが悪いのかも・・・とか、回線が混んでいるんだろうか・・・なんて思っていたりしましたが、ふとLANケーブルがCat 8なるものが出ているとのことで、次のAmazonのセール中に切り替えてしまおうかと思って、いろいろと調べていると、結構不都合な真実がわかってきました。

LANケーブルのカテゴリーごとのスペックは下記の表のようになります。

 CAT5CAT5eCAT6CAT6ACAT7CAT7ACAT8
伝送速度100Mbps1Gbps1Gbps
10Gbps
10Gbps10Gbps40Gbps
100Gbps
40Gbps
周波数帯域100MHz100MHz250MHz500MHz600MHz1000MHz2000MHz
Ethernet規格10BASE-T
100BASE-T
10BASE-T
100BASE-T
1000BASE-T
10BASE-T
100BASE-T
1000BASE-T
1000BASE-TX
10GBASE-T
10BASE-T
100BASE-T
1000BASE-T
1000BASE-TX
10GBASE-T
10BASE-T
100BASE-T
1000BASE-T
1000BASE-TX
10GBASE-T
10BASE-T
100BASE-T
1000BASE-T
1000BASE-TX
10GBASE-T
10BASE-T
100BASE-T
1000BASE-T
1000BASE-TX
10GBASE-T
25GBASE-T
40GBASE-T
シールドUTPUTPUTPUTP
STP
STPSTPSTP
端子形状RJ-45RJ-45RJ-45RJ-45GG45
TERA
GG45
TERA
GG45
TERA

私自身、カテゴリーは高いもののほうが良いだろうと、これまでCat7のものを使っていました。すべてのLANケーブルがCat7で統一されています。

そして、この表から驚愕の事実が・・・家庭用のLANケーブルにCat7なんてものが存在しないことようです。

端子形状RJ-45というのが一般的に家庭用に使われている端子でGG45などは対応する家庭用機器がないとのこと。それでは今まで使っていたCat7のケーブルは何だったんだ・・・というと、Cat7準拠、Cat7と同じ作りですけど、端子は利便性のためにこれまでの端子を使っていますよ~ということですね。

それなら、別にCat7でもいいんじゃない?と思いましたが、ここにも一つ落とし穴がありました。それが「シールド」ですCat6aのところUTPとSTPの分かれ目があります。詳細は割愛しますが、ケーブル周りのノイズ対策がされているかどうかの違いのようです。そして、外部からのノイズに対しては変わらないとのこと(あくまで自分から発生する電磁波などの遮断目的のようです)。さらには何も知らずにSTPのケーブルを使うと逆にノイズを発生させて、通信環境が悪化する可能性もあるようです。

完全に思い込みで使っていました・・・。しかも、実際はCat7と公称できるものではなく、あくまで準拠という・・・。The 情報弱者でしたね。不必要なスペックのものを高く売りつける。完全に情弱を狙った商売のように感じます・・・。きちんと考えないとだめですね。

そこで、さっそく昔使っていたCat6のケーブルを引っ張り出してきて、主要なところ(モデムとルーターの間だけですが・・・)だけ置き換えて使ってみました。今のところ、MAXの通信速度はあまり変わりませんが、通信が切れたり、急に転送速度が落ちたり・・・なんてことはなくなりました。

今度のAmazonのセールではカテゴリー6aのケーブルを購入することにします。

結論

家庭用LANケーブルはカテゴリー6a(UTP)が最適解ということですね。勉強になりました。

なお、今回の問題解決には、こちらのサイトを参考にさせていただきました。有益な情報ありがとうございます。

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