三連休も終わってしまいますね。明日からまた会社か・・・と思うとちょっとブルーになってきます。
さて、今回はいつもとは少し違った本のご紹介です。しかも、まだ全部読み切っていません。
[完本]コーヒーカップの耳 阪神沿線 喫茶店「輪」人情話
なんだか本書の紹介・説明が的確過ぎて、そのまま引用させてもらいました。
私が今住んでいる西宮の下町にある「喫茶 輪」のマスターである著者がカウンター越しに(?)お客さんから聞いたお話を筆記して、エッセイにしたもの。以前に同名のエッセイ集が出版されていたとの事ですが、今回はそれ以降に書き溜めたものを合わせて編集した「完本」として出版されています。帯には、以前に出版した際の故・田辺聖子さん、そして、今作に共感されたドリアン助川さんからの推薦文が。
そういえば、「喫茶 輪」さんはブログもされているんですね。
本書は、戦前から平成までの間に、色々な方がカウンター席で語ったお話が1~3ページくらいの長さで、いくつも綴られており、時折、その方のお人柄を説明するマスターの文章が続きます。結構方言も多く、古めかしい表現も多用されていますが、それがまた、おじいちゃん、おばあちゃんがお話されるようで、グッとくるものがあります。
ビジネス書のように内容を理解できるスピードで読むのではなく、語られた方の人生を想像しながらじっくりと読み進めるのが、この本に遭った読み方かと思い、少しずつ読み進めています。(なので、読み終わってないんです・・・)。
商品の説明
内容紹介
舞台は兵庫県西宮市の喫茶店。
常連客のぼやき・つぶやきを詩人マスターがそっと耳を澄まし、聞き書きした。
戦中から令和の市井の人々が語る全編関西弁泣き笑いのペーソスあふれるエピソード。
旧本は故・田辺聖子さんが絶賛。
今作に共感したドリアン助川さんが帯文寄稿。内容(「BOOK」データベースより)
これから繰り広げられる物語の数々は下町の喫茶店に集う客たちによって語られたものである。喫茶店のカウンター席では、人はだれもが油断する。だれにでも話せない秘密、家族にさえも打ち明けていないことも、ついポロリと喋ってしまう。本音が零れ落ちるのである。
~Amazon.co.jpより引用~
最後に
ということで、今回は「[完本]コーヒーカップの耳 阪神沿線 喫茶店「輪」人情話(今村 欣史 著)」をご紹介しました。この三連休の初日に阪神西宮駅のエビスタ西宮のBook 1stさんで購入したのですが、写真のような一筆とサインが書かれたコーヒーフィルターが特典についていました。やっぱり地元ならではの特典ですね。
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