クリトン 叢書ムーセイオン(プラトン 著、藤田大雪 訳)

こんにちは、kanatoです。

今回は前回に引き続き、藤田大雪さん翻訳の「クリトン 叢書ムーセイオン」をご紹介します。

クリトン 叢書ムーセイオン(プラトン 著、藤田大雪 訳)

こちも前作に引き続きAmazonのkindleのみの刊行で99円です。

「ソクラテスの弁明」で有罪⇒死罪となったソクラテスに対して、親友のクリトンが生きることを提案していくも、ソクラテスに論破されていく・・・といった流れで進んでいきます。

文体自体は難しい言い回しは極力少なくされているようで、ちょっとしたラノベ感覚でも読み進められるような感じだと思います。若しくは対談の書き起こしみたいな感じでしょうか。

今作でもクリトンが脱獄を進めたりしましたが、やはりソクラテスは自身の正義を貫いて、死ぬことを選んでいきます。やはり「より良い魂」であることを優先順位の第1位に置いているソクラテスらしいと言えばらしいですね。

ただ、うまく言い表せませんが、ソクラテスという方は非常に優秀な哲学者だと思いますが、融通が利かないというか全体的なことが考えられない、狭く深い方のような印象を受けました。おそらく、そうだからこそ、後世に語り継がれるし、優秀な哲学者の一人として数えられるんでしょうけども・・・。

もしかすると、そこそこの年齢でもあるし、この時点ではすでに死に急いでいたのかもしれませんね。私にはクリトンとのやり取りが死ぬための理由付けを延々としているように感じてしまいました。

最後に

ということで、今回は藤田大雪さん翻訳の「クリトン 叢書ムーセイオン」をご紹介しました。叢書ムーセイオンはもう一つあるのですが、現在読書中です。これも読み終わったらご紹介したいと思います。こちらも主人公はソクラテスですね。

ちなみにソクラテスの弁明からクリトンにかけてを記したプラトンは「民主主義否定派」だったとどこかで読んだ気がします。民主主義によって師のソクラテスが殺されたわけですから、まあ、そうなりますよね。

ちょっと、この辺り読み散らかしていってみようかな・・・。

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