1%の努力(ひろゆき 著)

こんばんは、kanatoです。

今回は「1%の努力(ひろゆき 著)」をご紹介したいと思います。

先日、本屋で見つけて、立ち読みして、すぐにレジに並んでしまいました。

1%の努力(ひろゆき 著)

インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」の元管理人で、「ニコニコ動画」や海外の匿名掲示板「4chan」、最近では「ペンギン村」をリリースされた「ひろゆき」さんの著書です。

タイトルが「1%の努力」なのですが、これは天才がする1%のひらめきと凡人がする99%の努力を取り持ってきたひろゆきさんが、「1%の努力で最大の成果」を上げてきた、ということに由来します。最初に見たときは、正直「あれ!?」となりそうです(私はなりました)。

本書の内容は7つのお話に分かれていて、それぞれの命題に対して、「これはこうじゃないか」という部分とご自身の経験・体験を綴られる部分で構成されています。大まかな項目は次の通りです。

「努力しないための努力」を教えよう。

  • エピソード1「前提条件」の話 「前提が違うんじゃないか?」「片手はつねに空けておけ」
  • エピソード2「優先順位」の話 「これはロジックの世界か、趣味の世界か?」「それは修復可能か?」
  • エピソード3「ニーズと価値」の話 「なくなったら困る体験は何か?」「誰しもがひと言だけ言いたい」
  • エピソード4「ポジション」の話 「場所があれば、人は動きはじめる」「特殊なポジションに手を挙げる」
  • エピソード5「努力」の話 「最後に勝つにはどうすればいいか」「あなたは先輩に歯向かえるか?」
  • エピソード6「パターン化」の話 「ゼロイチ以外でできることは何か?」「この1週間で『新しいこと』はあっただろうか?」
  • エピソード7「余生」の話 「調べる労力を惜しんでいないか?」「聞き分けのいい豚になっていないか?」

ひろゆきさんの書籍は初めて読みましたが、文章は結構平易な書き方で読みやすく、内容も適当な体験談を交えてなので、頭に入ってきやすかったように思います。

なんだか色々と気付きのある書籍でしたが、中でも私がきちんと覚えておきたい事項を1つ書き出してみたいと思います。

働かないアリであれ

正直これだけを聞くと「?」という感じがするかと思います。

アリには2タイプあるそうで、「働きアリ」は食べ物を運んだり、巣をきれいにしたりと、せっせと働くのに対して、「働かないアリ」はダラダラしているだけですが、たまにぶらっと外を出歩いて、大きなエサを見つけて、巣穴に伝えるそうです。それを「働きアリ」が運んでくるそうです。

一見、日本社会では「働かないアリ」は認められない存在のように思われがちですが、実は大事な仕事をしているんです。そんな「働かないアリ」になれということです。

この「働かないアリ」になるためには2つの素質が必要ということです。一つ目は「ダラダラすることに罪悪感が少ない」、二つ目は「自分の好きなことに没頭できる」です。なんだか子供みたいですね(私の子供の頃はまさしくこれでしたね・・・)。これは「余生」にも通じることで、マグロみたいに泳ぎ続けないといけない人は退職後は大変そうです。

ここでこれだけ書くと、ちょっと間違った意味にも取られてしまうかもしれませんので、ぜひ本書を手に取ってみてください。本当の意味が分かるはずです。

1%の努力

1%の努力

ひろゆき
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最後に

本書の冒頭で「エジソンへの誤解」として「99%の努力と1%のひらめき」という言葉の本当の意味が書かれています。書店で立ち読みをした時にここまでざっと読んで、「とりあえず買っておこう。本棚に並べておこう」と思って購入しました。少し時間はかかりましたが、読了後の感想は、なかなか一般的な常識をすり抜けていくような考え方のような気がしました。やっぱり、成功する人はどこかの面でとがっているというか、人とは違う一面を持たれていますね。

そういえば、ひろゆきさんがコメンテーターのニュース番組(AbemaNewsとか)では、色々とっ興味深い議論を繰り広げてくれていますよね。今後TVで見るのも楽しみになりました。

ちなみに現在はフランスにご在住とのことですが、新型コロナウイルスの被害は大丈夫でしょうか。ちょっと心配になりました・・・。

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