売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放(中村 朱美 著)

こんばんは、kanatoです。

今回ご紹介する書籍は「売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放(中村 朱美(佰食屋) 著)」です。

最近は大体週末に書店によってから帰る感じになっています。今回ご紹介する書籍も昨日(2/14)購入しました。本書は先日立ち寄った蔦屋書店で見かけて、読みたいと思っていたんです。

売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放

本書は1日100食限定の国産牛ステーキ丼専門店として有名な「佰食屋」さんの店主である中村朱美さんが、佰食屋の創業物語から、その経営コンセプト、そしてこれからの挑戦の計画書までを網羅した書籍になっています。佰食屋さんといえば、もうすでにいろいろなメディアで取り上げられていて有名ですよね。

「売り上げの最大化を目指さない」、むしろ「減らそう」といった逆転の発想は普通の会社、特に日本の企業ではありえない発想なんじゃないかと思います。事実、私の会社でも毎年、よくわからない予算が立ち、予算達成率何%とか、前年同期比何%とかやっています。そんな中で従業員への業務の細密充填とか人的リソースを余すことなく使うことを念頭に置いたマネジメントを求められる場面がほとんどです。そして、結局残業をすることが常態化している・・・。

本書では佰食屋さんの経営コンセプトというかメッセージとして「自分がやりたくないことをなんで人にやらせようとするのか?」、「会社がもうかっても社員が報われないのはどうなんだ?」「人にがんばれと言いたくない、仕組みで人を幸せにしたい」、「就業時間内に結果を出せない商品や企画はだめじゃない?」といったところから、結果として「業績至上主義からの脱却」を掲げて、実際にこれらの問題解決を成功させています。

私が本書を読んだ感想ですが、内容が良い意味でシンプルです。文字も比較的大き目でそんなに時間がかからず読み終わることができました。読みやすい文章と構成、そして、ところどころにちりばめられたメッセージが強く印象に残ります。経営のコンセプト自体がこれまでとは逆転の発想ですが、基になる考え方というか方針がシンプルなので、理解しやすいですし、これが飲食店経営の一つの完成形のような気がします。また、飲食関係の方以外でも本書から得るものは多いのではないかと思います。

最後に

ということで、今回は「売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放(中村 朱美(佰食屋) 著)」をご紹介しました。シンプルな経営方針ですが、しっかり筋が通っていて、それを補完するための肉付けもできていて、さらにそれをきちんと実行されているところはすごいと感じました。本書からは色々な気付きを頂けますし、明日からも頑張ろう・・・という気持ちにさせてくれる本でした。

Posted by kanato