こんにちは、kanatoです。
さて、今回はGW中に読み返したい歴史コミック第2弾を描いてみたいと思います。
それでは早速ですが、やっていきましょう。
乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ
やっぱり書きたくなってしまいました。フス戦争ってあまり日本では有名じゃないですよね。ただ、めっちゃ面白いです。大西巷一先生の作品は、史実に沿っていて(と思っています)、ツイストもいれつつ、しかもいや所の描写もオブラートに包んでいるけど、きちんとしているのが良いと思っています。
そして、外伝も本編との関係性がうれしいというか楽しいというか・・・。結構おすすめしたい歴史コミックの一つです。ちなみに「ダンス・マカブル」も好きだったりします。

チェーザレ~破壊の創造者~
マキャベリの君主論のモデルになったとも言われるチェーザレ・ボルジアを描いた作品です。作画も綺麗ですし、どちらかというと悪く言われがちなボルジア家についても中立的な底本を用いている点はすごくうれしいところです。
ただ、13巻で終わってしまったんですよね。ようやくロドリーゴ・ボルジアがコンクラーベで勝利して教皇になったところだったので、「おいっ、チェーザレの活躍はこれからだろう!!」となってしまいました。ここから枢機卿⇨教皇軍総司令官になっていって、最後は熱病に冒されて・・・というところまで描いてくれると思っていたのですが、残念。

ちなみにこのお話の続きとしてAmazonPrime Videoで見られるハリウッド・ドラマ「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族」がおすすめです。もしかするとこれに合わせてコミックも終わらせたんじゃないかと思っています(ドラマにもコメント書かれてますし・・・)。チェーザレとジュリア・ファルネーゼの俳優さんが美男美女です。教皇もいい感じです。それでも没落までは描かれてないので、続編でないかなぁ・・・と思っています。
Prime会員ならFireTVを繋いだらすぐに見れちゃうので良いですよね。
ヴラド・ドラクラ
ワラキア公国のヴラド・ドラクラ、ドラキュラ伯爵のモデルになった人物ですよね。その人生を描いた作品です。とりあえず、串刺し刑を行った第3巻くらいまでぜひ読んでみていただきたいです。その後はメフメト2世との戦いですが、結末はわかっているものの、やはり読んでいてワクワクする作品です。5巻まで出ていますが、早く続刊が読みたいです。

碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語-
3500年前のエジプトで女性でありながら王位についたハトシェプスト女王のお話です。当時も男子が王位に付くことが当たり前でしかも近親での結婚が日常茶飯事だったエジプト社会で女王に上り詰めていく物語は一読の価値があります。とはいえ、最後まで読んでないのですが・・・。また、犬童千絵先生の作画も当時の世界観をすごくうまく表現していて良いですね。この絵がないとこの作品は成り立ちませんでしたね。

アド・アストラ
ハンニバル率いるカルタゴと、スキピオのローマが戦うお話です。まず、きちんと最初から最後までやりきってくれたのがとてもうれしいですね。当人たちがお亡くなりになる、本当に最後の最後まで・・・。それだけでも一読の価値があると思っています。巻数も13巻とちょうどよい感じですね。

おまけ①:異世界紀元前202年
歴史にもしもはありませんが、もしも・・・というのがテーマのコミックです。歴史コミックではありませんが、もし第二次ポエニ戦争でハンニバルのカルタゴが勝利していたら、項羽と劉邦で項羽が勝っていたら・・・
東西で大帝国ができてぶつかり合っていたのでは?というテーマです。最近知って私もまだ1巻しか読んでないのですが、次のセールで買うものリストに入っています。

おまけ②:終末のワルキューレ
こちらはもしもどころではなく、世界の存亡をかけた神様と歴史上の英雄の一騎打ちの団体戦です。
毎回神代表と人代表が戦うと言った構成としてはシンプルなんですが、人選がエグいですよね。もちろんいい意味で・・・。こいつ出てくるのか・・・と言った感じで、歴史好き、神話好きなら間違いなく楽しめるコミックです。個人的には釈迦ですね。

最後に
さて、もうGWも終盤戦、明日は出勤という方も多いのではないでしょうか。私も明日は出勤ですが・・・。
悔いを残さないように最後まで楽しんで行きましょう!!
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