曹操孟徳正伝(大西 巷一 著)

こんにちは、kanatoです。

最近は通勤中も漫画を読んでしまっているのですが、その中でも結構この作者さんがお気に入りで読んでしまいましたので、ご紹介したいと思います。

曹操孟徳正伝

三国志でおなじみの曹操孟徳を扱った作品です。

曹操の若いころから官渡の闘いの途中くらいまでを描いています。曹操を扱ったコミックだと蒼天航路が有名ですが、こちらもかなり面白いです。ちょっと短くて、最後が打ち切りっぽく終わってしまったのが残念でしたが。

筆者独自の解釈と思える部分もいくつかあり、いろいろなとらえ方があるなぁと考えさせられました。特に郭嘉奉孝がオカマだったり、霊帝が曹操の子供だったり・・・。まあ、始皇帝が呂不韋の子供説とかもあるので、考えられない話ではないですね。

そして、3巻で終わったと思っていた本作に4巻が別のところから発行されていました。なかなかこれはうれしいですね。途中までだった官渡の闘いは終わりまで書かれていますし、そこまでは曹操よりは郭嘉が主人公なんじゃないかと思うくらいの活躍ぶり、そして、郭嘉亡き後、荀彧は霊帝側について、赤壁の戦いに突入。周瑜が結構えげつない策をとったり、諸葛亮がチョイ役だったりと、ある意味いい感じでこれまでの三国志を裏切った作品じゃないかと思います。

最後に

ということで、今回は「曹操孟徳正伝(大西 巷一 著)」をご紹介しました。賛否両論あると思いますが、ぜひ一度は読んでみていただきたいです。特に、途中から出てくる郭嘉が本当にいい味出してます。4巻なんて泣きそうになりますよ。

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Posted by kanato