天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ (北野 唯我 著)

こんにちは、kanatoです。

今回は書籍をご紹介したいと思います。北野唯我さんの書籍「天才を殺す凡人」です。先日、書店で見て、思わず買ってしまいました。北野さんの存在も知っていましたので、いつかは読みたいと思っていた書籍でしたが、通常とは違うカバー(実際は普通のカバーの上にもう一つカバーがかかっています。)だったので、ほとんどジャケ買い状態でしたが・・・。

天才を殺す凡人

本書は北野さんのブログ記事「凡人が、天才を殺すことがある理由。」をもとに、わかりやすく物語形式にして、書籍化されたものです。

人間には凡人、秀才、天才がいて、それぞれ、創造性、再現性、共感性というものさしで評価されます。また、それぞれが3すくみのような関係を構築しており、時に殺しあうことがあります。さらに、違う才能の懸け橋となるような人や3すくみを超えた人などなど、秀才や凡人の亜種等、合わせて9タイプに分類されると言います。それらの関係性や役割などををわかりやすく物語形式で解説されています。

主人公は凡人タイプで、凡人タイプの究極進化系「共感の神」になって、天才を支える役割になっていくことが物語の主題になっていますが、それぞれの役割の人がどういうフェーズでどのような役割に変化していき、どのタイプがどのタイプに殺されるのか、主人公目線で生き生きと表現されていたように感じています。

タイトルが「天才を殺す凡人」とかなり過激な印象を受けますが、内容は至極真っ当なものだと思います。そして、ビジネス書としても他とは一線を画した書籍ではないかと思います。重たい内容ですが軽く読めます。本を読むのが遅い私でも1.5時間程度で読了できました。

さいごに

正直なところ、天才とか共感の神とか、このブログ記事だけだと「?」となるかと思いますが、そう感じたら、ぜひ本書を手に取ってみてください。きっと楽しめると思いますし、人間関係の一助になるのではないかと思います。私も会社に行ったら、上司や同僚などを密かにタイプ分けしてみようと思います。

ちなみにあなたはどのタイプでしょうか?(Amazonから拝借してきました。)私は凡人タイプでした。

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